真性包茎は気軽に人に話せないような悩みですし、放置しておくとペニスに重大な悪影響を及ぼす場合もあります。勇気をもってクリニックを受診し、手術をして無事に処置が終了した後はホッとするでしょうし、長年の悩みから解放された充足感も味わっていることでしょう。しかしながら包茎手術は術後のケアがとても重要で、そのケアを怠ると病院で別の治療を受けなければいけなくなる恐れがあります。
ここでは真性包茎手術をした術後の過ごし方について詳しく解説します。術後のケアは特に難しいことをする必要はありませんが、忘れずに続けるようにしましょう。

治療後は痛み止めを処方される

真性包茎手術後は基本的に即日退院することが出来ますが、術後に出血がないかどうかを確認するために手術をしてから1時間から2時間程度病院内で安静にして休むことになります。包茎手術は部分麻酔をかけて実施されるので、手術をした直後は痛みをあまり感じることはないでしょう。しかしながら麻酔が切れてくると人によっては痛みを感じることもあります。

もし痛みを感じるようであれば、我慢せずに看護師さんなどに痛みがあることを伝えましょう。すると頓服で服用できる鎮痛剤を処方されたり、場合によっては座薬を入れてもらったりすることで痛みを和らげることができます。
病院内で出欠などが無いことが確認できれば真性包茎手術後は歩いて帰宅することになります。車の運転などは避けて、公共交通機関で帰ったほうが良いでしょう。

中には手術の翌日から仕事に復帰する人も居ますが、それは仮性包茎など、比較的軽い包茎の手術だった場合に限ります。真性包茎手術の場合は包皮をかなり切除することになるので傷口も深いです。少なくとも2日から3日程度は激しい運動をせずに自宅で安静に過ごしておいたほうが良いでしょう。退院時には病院から可能止めと痛み止めの薬が処方されるので、決められた時間に必ず服用しましょう。

包帯も定期的に交換する必要があります

また術後はペニスに包帯を巻いている状態で退院することになります。この包帯は術後3日程度はぜ絶対に外してはいけないので、気になるかもしれませんが決して触らないようにしましょう。場合によっては就寝時などにペニスが勃起してしまって包帯がきついと感じることもあるかもしれませんが、緩めてしまうと平常時になった際に包帯としての意味をなさないため、きつく感じても決して触ったり外したりはしないようにしましょう。

たいてい手術の翌日は外来にて受診をすることになります。診察時に問題が無ければ包茎手術の処置そのものはこの時点で終了となりますが、もしこの時の診察で傷の具合があまり芳しくない場合は再び止血の処置を実施したり、場合によっては傷の縫合をし直すこともあります。傷口が完全にふさがるまでは包帯に滲み出るように出血が発生することもありますが、この程度の出血はよくある事なのであわてる必要はありません。下着が汚れないようにティッシュなどを巻いて対応しましょう。

4日目になると3日間巻いていた包帯を交換することとなりますが、出血によって固まってしまっています。そのままの状態で外すようなことはせずにシャワーでふやかしながらゆっくりと外しましょう。

4日目以降のアフターケアについて

ちなみに入浴に関してですが、術後3日程度までは湯船に浸かると血行が良くなり、傷口がうずいて痛む恐れがあるのでシャワーにしておいたほうが無難です。シャワーを浴びる際も傷口は絶対にぬらしてはいけないのでビニール袋などでペニスを覆うようにしましょう。

3日間巻きっぱなしだった包帯を外した際にはペニスを洗っても良いですが、絶対に強い力で洗ってはいけません。石鹸を泡立てて、優しくなでるように洗いましょう。とはいえ不衛生にしていると傷の治りが遅くなるのでしっかりと汚れを落とすことも重要です。

3日目以降は運動をしてもかまいませんが、激しい運動は術後1週間が経過するまでは控えるようにしてください。引き続き入浴もしてはいけませんし、お酒を飲むことも血行が良くなるので止めておいたほうが無難です。
またこの期間は絶対にペニスをぶつけたりしないようにしてください。性行為も激しい運動を伴いますし、この時期は不衛生でもあるのでやってはいけません。

そして傷口を縫合している糸ですが、1週間から2週間ほどで自然に溶けてなくなるものを使用することが多いですが、場合によってはナイロン製の糸を使う事もあり、その場合は術後2週間程度経過してから抜糸します。

まとめ

真性包茎の直後は傷口の状態を確認するために1時間から2時間程度院内で過ごします。問題が無ければ帰宅できますが、術後3日程度は必要以上に動き回らず安静に過ごしましょう。4日目以降は傷口も塞がってきて運動も可能になりますが、1週間程度は激しい運動は控えるようにしておいたほうが良いでしょう。
術後1か月近くも日常生活に不便さを感じるのは辛いもしれませんが、約束ごとを守らなければ余計な処置が必要になり、傷口が完治するまでの期間がさらに延びてしまうだけです。医師から指示されたことをしっかりと守るようにしましょう。