珍しいタイプの真性包茎

理想的な成長をすると男性器は大人になるまでに皮が剥ける形で、亀頭が完全に露出した状態になります。しかし大人になってもその皮が余ってしまい、亀頭にかかる形になることがあります。それを包茎と呼びますが、多くの男性に見られるものです。

特に力を加えると向いた状態にできる仮性包茎は珍しくはありません。軽めの症状であれば、そのまま支障が出にくいまま抑えることも可能です。

ただその通常と呼べる仮性包茎ではなく、皮が剥けない状態のまま維持された真性包茎になる人もいます。その場合はまず亀頭が出ていないので、正しい性行為ができません。また圧迫されることで男性器の成長が阻害されたり、内部で疾患を引き起こすなどのリスクを伴います。

最悪の場合はガンの原因にもなる得るので、できるだけ早めに包茎手術をしておいた方が良いです。よくある改善方法として挙げられるのは、クリニックなどで包茎手術を受けることです。

真性の包茎手術の内容

仮性包茎であっても包茎手術を行いますが、真性とは基本を同じとしながらも、細かな部分が違うことが多いです。皮が被っている状態からまず剥いた上で、余計な部分を切除するのが共通です。真性包茎手術ではその剥いた状態にするのが難しいので、そこにメスを入れて広げてあげなければなりません。仮性包茎であっても真正に近い状態だと、同じような施術が必要になることもあります。

また真性包茎を何とか改善しようとして、無理矢理皮を剥く動作をした場合、嵌頓包茎になる恐れもあります。真性包茎では皮がすぼまった状態になっていて、亀頭よりも直径が小さいです。それが亀頭の根元部分に食い込んでしまい、うっ血を起こす状態です。

嵌頓包茎は通常の包茎よりも症状が大きくなりがちで、最悪の場合は男性器が使い物にならなくなる恐れさえあります。そのためすぐに医師に相談して対処してもらわなければなりません。そのリスクを下げるためにも、包茎手術は有効と言えるでしょう。

まとめ

真性包茎は子どもの頃に亀頭を剥き出し状態にした経験がないとなりやすく、また遺伝が原因になる場合もあります。いずれの場合も放っておいて良いことはないので、早く包茎手術を行った方が良いでしょう。

いざ使用しようとして真性だから不可能だった時に、そこから包茎手術を考え始めると機会を逃してしまうかもしれません。そして嵌頓包茎の危険が伴うので、すでに成長が終わっている場合は自分で何とかしようとしない方が良いです。